ISBN978-4-89022-311-4 C0095 ¥1600E
盛岡藩の幕末維新
幕末から明治へと続く激動の時代。新しい日本の礎を築くために重要な分野だった教育と学問において、盛岡藩は那珂通世、内藤湖南、新渡戸稲造といった多くの人材を輩出した。本書では彼らの人生と功績を追いながら、夏目漱石、鳩山春子、新島襄らとの交流を描く。ハイカラな乗り物として大流行した自転車にまつわるエピソードも。
I 内藤湖南と那珂通世
II 新島襄と新渡戸稲造
III 堀越高校の創設者・堀越千代
佐藤竜一(さとう・りゅういち)
1958年岩手県陸前高田市生まれ。一関第一高校、法政大学法学部卒業を経て日本大学大学院博士課程前期(総合社会情報研究科)修了(国際情報専攻)。岩手大学特命准教授、宮沢賢治学会イーハトーブセンター副代表理事等を歴任。岩手大学で宮沢賢治について教える。主な著書に、『黄瀛−その詩と数奇な生涯』『宮沢賢治の東京―東北から何を見たか』『日中友好のいしずえ―草野心平・陶晶孫と日中戦争下の文化交流』『盛岡藩』『石川啄木と宮沢賢治の人間学』『宮沢賢治 出会いの宇宙―賢治が出会い、心を通わせた16人』『国際外交の舞台で活躍した岩手の男たち―杉村陽太郎と新渡戸稲造』『建築家・葛西萬司 辰野金吾とともに東京駅をつくった男』など。
ISBN978-4-89022-297-1 C0095 ¥1600E
辰野金吾とともに東京駅をつくった男
葛西萬司は、辰野金吾とともに日本で草創期に建築設計事務所を立ち上げた人物。辰野は「東京駅の建築家」として名声を博するが、一方の葛西は……。辰野の死後、新たに設計事務所を設立し、岩手・盛岡を舞台に旺盛な建築設計活動を展開した葛西にスポットを当てつつ、横浜勉、佐藤功ーなど同時代を生きた建築家たちの足跡にも迫る。
第一章 葛西萬司と辰野金吾
第二章 葛西萬司と盛岡
第三章 横浜勉と盛岡
第四章 佐藤功一と盛岡
佐藤竜一(さとう・りゅういち)
1958年岩手県陸前高田市生まれ。一関第一高校、法政大学法学部卒業を経て日本大学大学院博士課程前期(総合社会情報研究科)修了(国際情報専攻)。岩手大学特命准教授、宮沢賢治学会イーハトーブセンター副代表理事等を歴任。岩手大学非常勤講師。
主な著書に、『黄瀛−その詩と数奇な生涯』、『宮沢賢治の東京―東北から何を見たか』、『日中友好のいしずえ―草野心平・陶晶孫と日中戦争下の文化交流』、『世界の作家 宮沢賢治―エスペラントとイーハトーブ』、『盛岡藩』、『石川啄木と宮沢賢治の人間学』などがある。
ISBN978-4-89022-285-8 C0095 ¥1600E
杉村陽太郎と新渡戸稲造
幻となった1940年の東京オリンピックを招致した岩手出身の外交官、杉村陽太郎。父・濬、嘉納治五郎、新渡戸稲造、原敬らとの絆を記しながら理想と国益との間で苦悩した姿を描く。
第一章 杉村濬と原敬
第二章 杉村陽太郎と新渡戸稲造
第三章 平和戦の落武者
第四章 幻の東京オリンピック
佐藤竜一(さとう・りゅういち)
1958年岩手県陸前高田市生まれ。一関第一高校、法政大学法学部卒業を経て日本大学大学院博士課程前期(総合社会情報研究科)修了(国際情報専攻)。宮沢賢治学会イーハトーブセンター副代表理事。岩手大学で「日本文学」を教える。
主な著書に、『黄瀛−その詩と数奇な生涯』、『宮沢賢治の東京―東北から何を見たか』、『日中友好のいしずえ―草野心平・陶晶孫と日中戦争下の文化交流』、『世界の作家 宮沢賢治―エスペラントとイーハトーブ』、『盛岡藩』、『石川啄木と宮沢賢治の人間学』などがある。
ISBN978-4-89022-246-9 C0030 ¥2500E
次代を拓く若者たちへの期待とメッセージ!
つつましくもたくましい昭和初期の暮らしと、戦後、新しい産業技術に挑んだ先駆者たちのものづくり哲学にまなぶ!
昭和初期に生まれ、戦後の混乱期、高度経済成長期を経て、昭和の終わりまでの60年間を発電土木の技術者として生きた著者が「かたりべ」として伝え残す「昭和」の記憶。
I 前篇 いま顧みる 少国民の戦中・戦後
II 中篇 ものづくり≠フ歩いた道
――再建・高度成長期の日本
III 後篇 日本再建・高度成長へ
――その中で電気事業の果たした役割
IV 終章 令和を担う次世代へのメッセージ
大島 達治(おおしま・たつじ)
昭和4年(1929)東京生まれ。東京府立豊島師範附属小、私立武蔵高等学校(旧制7年制)を経て、東京大学工学部(土木工学科) 昭和26年卒業。同年、日本発送電鞄社、東北支店配属。東北電力鰍ノ承継。昭和26年〜29年只見川水力開発に従事、以後、本社で電源開発分野に従事。この間、昭和31年〜43年には東北大学工学部非常勤講師(土木工学科)発電水力講座を務めた。昭和57年、東北発電工業鰍ノ出向、酒田支社長。昭和60年、東北緑化環境保全 専務取締役。平成3年、同社 取締役社長。平成9年、同社取締役(非常勤)。平成12年、同社退任。平成17年、土木学会名誉会員。技術士(建設部門・昭和61年登録)。仙台ロータリークラブ 平成19年〜20年 会長。著書(私家版)『技術放談−過去に生きるおとこ』(平成15年1月)、『技術放談−半寿の娑婆にまなぶ』(平成27年5月)
ISBN978-4-89022-258-2 C0095 ¥2100E
人生の後半は余生ではない。本番である。
だれも自分を「終わった人」とは考えない、いわば「終わらざる人々」。人生後半からひときわ輝きを放った81人の生き様は、新時代を生きる私たちに勇気を与える。
第一章 前向きな人
第二章 続ける人
第三章 遅咲きの人
第四章 ひとすじの人
第五章 きわめた人
第六章 テーマ追い人
第七章 みがく人
第八章 気概の人
第九章 健やかな人
第十章 つくる人
第十一章 天寿の人
第十二章 スーパー・センテナリアン
久恒啓一(ひさつね・けいいち)
1950年大分県中津市生まれ。九州大学法学部卒業後、1973年日本航空入社。労務担当を経て、広報課長、サービス委員会事務局次長を歴任。在職時から「知的生産の技術」研究会で活動し、「図解コミュニケーション」の理論と技術を開発し、1990年に『図解の技術』(日本実業出版社)を刊行。それがきっかけとなり1997年日航を早期退職し、新設の県立宮城大学教授(事業構想学部)に就任。2008年多摩大学教授、2012年経営情報学部長、2015年より副学長。2005年から始めた「人物記念館の旅」はもう一つのライフワークとなり、2017年中に800館を突破。
『図で考える人は仕事ができる』(日本経済新聞社)、『図解で身につく!ドラッカー理論』(中経出版)、『遅咲き偉人伝』(PHP研究所)、『団塊坊ちゃん青春記』(多摩大学出版会)、『偉人の命日366名言集』、『偉人の誕生日366名言集』、『平成時代の366名言集』、監修『女流歌人が詠み解く! 万葉歌の世界』(いずれも日本地域社会研究所)など、著書は100冊を超える。
ISBN978-4-89022-251-3 C0072 ¥1000E
天空を駆け回る
ゆくえの知れぬ主人をさがしてさまよい歩き、荻窪から飯田橋へ。たどり着いた街でたくさんの人に愛されて、天寿をまっとうした。享年26。
はじめに
ぼくは猫のキタロウだ。
ほんとうにあのキタロウか。
みんな、キタロウが大好きだった。
キタロウ君の奇跡
1991年11月29日。キタロウ、逝く。
キタロウは今も。
おわりに
一般社団法人 ザ・コミュニティ
地域の自然環境、産業、文化、歴史などをグローバルな視点でとらえ、これからの町・村おこし、都市づくりに展望を開こうというネットワーク集団。「ザ」には「The」と、ひとつの目的で集まる「座」の意味も込められている。主な編書に『コミュニティ手帳』、農と食の王国シリーズ『山菜王国』『キクイモ王国』(いずれも日本地域社会研究所)など。
大泉洋子(おおいずみ・ようこ)
立教大学文学部心理学科卒業。日航商事梶A潟激iウンを経て、フリーライターとして独立。現在は日本地域社会研究所にて編集者として活動する傍ら、「ママ猫の古本や」として古本市でも活動中。主な執筆書に『里山さんぽ植物図鑑』(共著/成美堂出版)、『ねこ検定公式ガイドBOOK 中級・上級編』(共著/廣済堂出版)、編書に『大震災を体験した子どもたちの記録』『中国と日本に生きた高遠家の人びと』(共に日本地域社会研究所)など。
ISBN978-4-89022-229-2 C0037 ¥1389E
「描いていくうち、震災に負けないでがんばろうと思った」
東日本大震災で甚大な津波被害を受けた島の小学校が図画工作の授業を中心に取り組んだ「宮戸復興プロジェクトC」の記録。災害の多い日本で、復興教育の重要性も説く。
序 章 地域の伝統行事に教育の原点があった
第1章 すべての始まりは震災でした
第2章 未来を見つめて歩み出すための教育活動 その1
第3章 教育現場でのICT(情報通信技術)活用術
第4章 未来を見つめて歩み出すための教育活動 その2
終 章 日本中の子どもたち、学校の先生、
地域のみなさんにお伝えしたいこと
宮ア敏明(みやざき・としあき)
1965年生まれ、宮城県石巻市在住。上越教育大学大学院教育研究科(美術コース)にて美術教育の修士課程を修了した。以後、長年にわたり小学校での図画工作教育に携わる。2008年4月、東松島市立宮戸小学校に赴任。2011年3月11日、東日本大震災被災。島のほぼ全住民が避難した宮戸小学校で避難所運営に携わる一方、2011年5月から、児童の心身の回復を目標に「宮戸復興プロジェクトC(チルドレン)」に取り組む。NPO法人地球対話ラボと連携、国際交流に力を入れた。2015年、文部科学大臣優秀教職員表彰。2018年4月から宮城県登米市立北方小学校、教頭。
ISBN978-4-89022-231-5 C0095 ¥1400E
日本外交の進むべき道を探る!
外国人など見たこともない少年時代を経て、東大から外務省へ。大臣官房外務参事官、審議官、スリランカやポルトガルの特命全権大使などを歴任。そこで得た歴史的な経験と幅広い交友を通じて、世界から見た日本とニッポン外交の進むべき道について書き記るす。
〔本書の構成〕
基地問題/領土問題/自衛隊の存在意義/宇宙の神秘/情報収集活動の重要性/立川談志師匠の思い出/私の履歴書(前編)東大、外務省/私の履歴書(中編)フィリピン市民革命/私の履歴書(後編)母の思い出/外交政策/東京湾を泳げる海に/侵略の定義、従軍慰安婦問題/吉永祐介元検事総長の思い出/靖国神社参拝問題/親日国、スリランカ(旧セイロン)/原子力発電所問題/国家とは一体何か/総理に衆議院解散権ありや/国連大学設立の裏話/若王子三井物産支店長誘拐事件の教訓/総理としての責務/「幸せ」とは何か/フィリピン、イメルダ夫人/礼儀作法、躾とは
國安正昭(くにやす・まさあき)
山口県周防大島町出身。山口県立安下庄高校(現周防大島高校)卒。昭和33年東京大学入学。在学中外交官上級試験合格。昭和37年卒業。同年外務省入省。国連代表部一等書記官。中南米第一・第二課長。在フィリピン大使館公使兼マニラ総領事。大臣官房外務参事官。大臣官房審議官。東京都外務長等歴任後、平成4年駐スリランカ(セイロン)特命全権大使。平成7年駐ポルトガル共和国特命全権大使。平成10年駐ヴェネズエラ共和国特命全権大使。平成13年外務省退官後、外交評論家。平成26年4月瑞宝重光章受章(春の叙勲)。著書『ソ連とのつきあい方』(善本社)。『フィリピン市民革命の真相』(日本地域社会研究所)等。
ISBN978-4-89022-196-7 C0023 ¥1300E
理想の幼児教育を求めて、102歳で亡くなるまで生涯現役を貫いた園長先生の魂の記録!
子どもの可能性を開く、それが教師の仕事。戦争をはさんでの激動の一世紀を、どこまでも子どもを愛し、子どもに寄り添い、子どもと共に歩き続けた情熱の記録!
第1章 幼児教育の原点をつくった生い立ち
第2章 戦時下の教師生活〜いつも子供の中に
第3章 教材製作会社経営の苦闘
第4章 理想の幼児教育を求めて
監修者紹介
白濱洋征(しらはま・ひろゆき)
NPOギルフォードSI教育協会代表理事。「SIあそび」の指導講師として全国の保育園、幼稚園に赴く。主な著書に『子どもに自信をもたせる育て方』(サンマーク出版)、『うれしい言葉は人を変える』(蒼海出版)、『子どもの心をひらく』(一葉書房)などがある。
ISBN978-4-89022-187-5 C3000 ¥3241E
大名庭園を世界遺産へ
天下の副将軍・水戸光圀公ゆかりの大名庭園で、国の特別史跡・特別名勝に指定されている小石川後楽園の歴史と魅力をたっぷり紹介!
国宝級の庭園が世界遺産に登録されるのも夢ではない。
水戸観光協会・文京区観光協会推薦!
第一章 知られざる天下の名園
第二章 小石川後楽園のあらまし
第三章 作庭地域・土地(柄)背景
第四章 作庭時期・時代背景
第五章 日本庭園の歴史・変遷
第六章 もてなしの空間・大名庭園
第七章 小石川後楽園鑑賞
第八章 特定非営利活動法人 小石川後楽園庭園保存会活動報告
本多忠夫 (ほんだ・ただお)
日本大学理工学部(都市計画専攻)卒業後、東京都住宅公社、東京都首都整備局、東京都公害局監察部を経て、昭和46年に地域開発機構設立、代表取締役に就任。日本全国約200市町村の村おこし、町づくりに携わる。平成12年、環境資源活用システム研究所を開設、代表に就任。一般社団法人ザ・コミュニティ理事。全国ふるさと大使連絡協議会副代表。NPO法人小石川後楽園庭園保存会副理事長。共著に『コミュニティ手帳』(日本地域社会研究所刊)がある。
ISBN978-4-89022-168-4 C0037 ¥926E
NHKテレビ視点論点で放映された「復興、ある子どものまなざし」を収録
あの日、あの時、子どもたちが語った言葉、そこに込められた思いを忘れない。それこそが大災害から立ち上がり、未来に向かって歩き出そうとする子どもたち一人ひとりの生きた証だから。震災後の子どもを見守った筆者の記録をもとに、この先もやってくる震災に備え、考え、行動するための防災道徳読本。
第1部 小学生向け
東日本大震災・ともに生きる
第2部 中学生向け
復興、ある子どものまなざし
第3部 高校生〜大人向け
大震災と子ども同士のレジリエンス
宮田美恵子 (みやた・みえこ)
日本女子大学総合研究所市民安全学研究センター研究員。日本女子大学人間社会学部客員准教授を経て特定非営利活動法人日本こどもの安全教育総合研究所(
http://kodomoanzen.org/
)設立。現在は順天堂大学医学部協力研究員および同研究所理事長として大学で学生への講義のほか、児童・生徒のための体験型安全学習プログラムの推進、成人を対象とした市民安全のための生涯学習活動にも力を入れている。新聞・テレビ・ラジオ・雑誌などでも安全教育解説をおこなっている。NHKテレビ「日曜討論」「視点・論点」「週間ニュース深読み」「あさイチ」NHK Eテレ「エデュカチオ!」ほか出演多数。著書に「子どもの安全はこうして守る!」共著、「0歳からの子どもの安全教育論:家庭・地域・学校で育む“しみん・あんぜん力”」がある。
ISBN978-4-89022-161-5 C0095 ¥1600E
啄木生誕130年・賢治生誕120年記念出版!
石川啄木と宮沢賢治。よく対比されるふたりだが、共通点も多い。たとえば、ふたりとも長男で作家を志していたが、作家としては成功せず、サラリーマンをしながら原稿を書いた。家族構成などの境遇、性格、生き方の違いがあり、ふたりの軌跡はずいぶんと異なるものとなったが、切ないくらい真摯に生きた点は共通している。 (「はじめに」より)
I 長男という重荷
II ビールとサイダー
III 方言に苦しむ
佐藤竜一(さとう・りゅういち)
1958年岩手県陸前高田市生まれ。一関第一高校を経て、法政大学法学部卒業。日本大学大学院博士課程前期(総合社会情報研究科)修了。宮沢賢治学会イーハトーブセンター理事。岩手大学で「日本の文学」を教える。
主な著書に、『黄瀛─その詩と数奇な生涯』、『宮沢賢治の東京─東北から何を見たか』『日中友好のいしずえ』(以上、日本地域社会研究所)、『それぞれの戊辰戦争』(現代書館)、『トラウマと喪を語る文学』(共著、朝日出版社)、『「朝敵」と呼ばれようとも』(共著、現代書館)などがある。
ISBN978-4-89022-938-3 C0076 ¥1800E
ゴンちゃんの思い出いっぱい!
ビーグル犬の「ゴン」を家族に迎え、一緒に暮らした13年間の心温まる物語。わがまま、あまえ、いたずらなどの無垢なふるまいに癒やされながら、持病や寿命といった、避けて通れない課題とも真摯に向き合う姿が心を打つ。
第一章 ゴンちゃんがやってきた
第二章 ワンちゃんの話あれこれ
第三章 ゴンの持病
第四章 コミュニケーション
第五章 ゴンちゃんショー
第六章 ゴンの居た空間
小牧健男(こまき・たけお)
神戸高等学校、岡山大学工学部工業化学科を卒業後、広島硝子工業株式会社に入社、結晶化ガラス建材の研究に従事する。
その後、財団法人日本硝子製品検査協会、大阪セメント株式会社、株式会社中コンサルタントを経て、小牧技術士事務所を設立。
化学部門、建設部門を専門とした技術士として活躍する。その専門知識を生かし、現在、京都造形芸術大学環境デザイン学科の客員教授として、建築材料学について教鞭をとる。
小牧綾子(こまき・あやこ)
名古屋市立菊里高等学校、愛知教育大学卒業後、育英西中学・高等学校(奈良)の教諭として理科、生物を教える。趣味は、シダ・野草撮影、野鳥観察、園芸、木工など。
ISBN978-4-89022-933-8 C0021 ¥2800E
大正100年記念出版!!
2011年(平成23年)は大正百年に当たる記念すべき節目の年。
明治から昭和・平成への転換期に起きた出来事を時系列で紹介。
現代日本のルーツは大正にあり、ともいわれる大正時代を年表式に再現!
歴史はNEWで未来をはらんでいる。
・まえがき───大正100年にあたって
・大正元年から大正15年まで各年の、
政治・経済
社会
この年の物故者
教育・文化
この年の出版物・流行歌・流行語・映画
・あとがき
加藤迪男(かとう・みちお)
読売新聞記者、読売・日本テレビ文化センター事業開発本部事業部長、東京都足立区生涯学習推進協議会委員などを経て、現在、岐阜女子大学特別客員講師、岐阜学会副代表委員兼事務局長、日本自分史学会理事・自分史スーパーバイザー、社会文化史家として活躍中。
ISBN978-4-89022-923-9 C0023 ¥1800E
99%のマネと1%の変更。
職人が名匠に変わるその瞬間こそ、日本の発明力の秘密があった。
五反百姓の子に生まれ、何事にも控え目に生きるよう育てられたが、小学校教諭時代の、生徒の何気ない質問から、日本人のアイデンティティを取り戻すきっかけを得る。 悲惨な戦争体験から、高等女学校教諭という立場にもかかわらず代議士に立候補し、当選。 後に社団法人発明学会を立ち上げ、「大衆発明家の父」と呼ばれるようになった豊沢豊雄の足跡を追った一冊。
第1章 豊沢豊雄の信じた道
第2章 発明一筋
第3章 発明は誰にもできる
第4章 発明のちから
第5章 知的財産権の普及に命をかける
あなたにもできる!―学習した知識、豊富な経験を活かして、地域で、職場で、活躍の場を広げよう
中本繁実(なかもと・しげみ)
1953年(昭和28年)長崎県生まれ。工学院大学工学部卒、1979年社団法人発明学会に入社し、現在は、発明配達人として、講演、著作、テレビなどで「わかりやすい知的財産権の取り方・生かし方」、「わかりやすい特許出願書類の書き方」などの指導を行っている。数多くの個人発明家に、成功ノウハウを伝授。発明・アイデアの指導の実績も豊富。工学院大学非常勤講師、多摩美術大学非常勤講師。1級テクニカルイラストレーション技能士。
ISBN978-4-89022-904-8 C0073 ¥1600E
盲目の世界的天才ピアニスト・梯剛之が奏でる自然や生命の輝き、宇宙の音色、その感動を伝える活動のすべて。
盲目の世界的ピアニスト・梯剛之DVD制作プロジェクトの軌跡。
第1章 夢の世界へのかけはし・たけしの音楽の輝き
第2章 音楽の森でリスや小鳥たちと遊ぼう
第3章 生きる喜びと感動の輪が広がる
ISBN978-4-89022-889-8 C0036 ¥1300E
あの手、この手、奥の手と、おかあさんのワザあり大作戦!
マンション屋上の騒音公害で眠れず、高圧的な業者と対抗。あの手この手で完全勝利するまでのシングルマザー900日の奮闘記。
ISBN978-4-89022-878-2 C3033 ¥2100E
知られざる歴史・未来大国が呼んでいる!
地球に残された最後のフロンティア、モンゴル。歴史未来大国・ECO資源大国モンゴル。環境共生時代におけるモンゴルの自然観光・風土保全と経済発展が両立する持続的成長のための方策を探る。蒼き草原の国には夢とロマンがある!
第T部 環境と経済の両立にむけて
1.日本とモンゴルの深い関係
2.心にのこる、もう1度行きたい国
3.変化の激しい農牧業
4.持続可能な開発への挑戦
5.サステナブル社会への回帰をめざして
6.未来にむけた環境保全型FTA構想
7.モンゴルにおけるFTAの重要性
第U部 知られざる歴史・未来大国
1.歴史を映すモンゴルの経済
2.大草原の風と国の光
3.経済発展と自然環境保護の両立にむけて
4.ポストロシア・中国をめぐる韓国と日本
5.モンゴルへ行こう!モンゴルをもっと知ろう!
岩田伸人(いわた・のぶと)
1954年生まれ。青山学院大学経営学部教授。
青山学院大学WTO研究センター所長。専門分野は国際貿易論。著書に『WTOと予防原則』(農林統計協会発行)などがある。博士(農学)。
ISBN-4-89022-780-6 C0020 ¥1700E
中国では日清戦争後、空前の日本留学ブームが起きた。 そのころ、日本に留学した陶晶孫と、たったひとりの日本人留学生として中国・広州に渡った草野心平は、上海でめぐり逢う。 このふたりの軌跡を追いながら、日中戦争という苦難の時代に両国の架け橋になった人びとを掘り起こす。 埋もれていた資料や秘話も収録した貴重なドキュメント!
草野心平と陶晶孫とが親交を結んだのは日中戦争の渦中の中のことである。不幸な歴史に翻弄されながらも、互いの国を愛し、両国の平和を願った日中の留学生たち。著者は、陶という、日本ではあまり知られていない優れた文学者に光を当てるとともに、陶と草野の出会いが織りなす物語を通し、これまでにないかたちで日中戦争というものを描き出した。 黒田清(黒田ジャーナル代表)
佐藤竜一(さとう・りゅういち)
1958年、岩手県生まれ。法政大学法学部卒。中国研究者・新島淳良氏に師事し、中国語・中国文学を学び、編集者をしながら執筆活動をつづける。
ISBN4-89022-758-X C0036 ¥1553E
フィリピン市民革命の真実!
「自分たちは死んでもよい」と悲壮な決意で反旗をひるがえした兵士たちを、祖国愛に燃えた民衆が素手で守った。マルコス政権崩壊とアキノ政権誕生の真相をドラマチックに描く力作。
全世界の人びとの耳目を引いたフィリピン政変の実態。これは当時マニラに在勤し、マルコス・アキノ両陣営に通じ、イメルダ夫人とも親しかった日本国現役外交官が迫る感動のヒューマン・ドキュメントだ。これまで報道されなかった真実も明かされている。 作家・深田祐介
国安正昭(くにやす・まさあき)
1938年生まれ。山口県出身。県立安下庄高卒。東京大学在学中に外交官試験合格、1962年卒業。国連代表部、中南米一・二課長、国際連合局科学課長、経済協力局経済協力第一課長、経済局調査官、在ソ連大使館参事官、在フィリピン大使館公使兼マニラ総領事、大臣官房外務参事官、同審議官、東京都外務長歴任後、1992年駐スリランカ(セイロン)特命全権大使、平成7年駐ポルトガル共和国特命全権大使。主な著書に『ソ連とのつきあい方』(善本社)など。(1996年5月現在)
ISBN4-89022-754-7 C0095 ¥1553E
遺書は東京で書いた!
若き賢治は、無断あるいは突如上京して、上野、浅草、銀座、巣鴨、日比谷…などを訪ね歩き、9度めの最後は病いに倒れ、神田駿河台の旅館で遺書をしたためている。 その2年後、37歳の短い生涯を閉じた。 延べ350日に及んだ東京での日々を克明に追う。
東北から出てきた賢治は、洋館や三越のエスカレーターに魅せられ、短歌に「霧雨のニコライ堂の屋根ばかりなつかしきものはまたとあらざり」と詠む。東京駅、帝室博物館、小石川植物園、日本橋、明治座、とげぬき地蔵、明治神宮、日比谷公園、丸善、丸ビル、築地小劇場では何を夢見たか。
佐藤竜一(さとう・りゅういち)
1958年、岩手県生まれ。法政大学法学部卒。中国研究者・新島淳良氏に師事し、中国語・中国文学を学び、編集者をしながら執筆活動をつづける。
ISBN4-89022-739-3 C0023 ¥1553E
中国人を父に、日本人を母に、二つの祖国を風雪に耐えて生き抜いてきた勁草の詩人―ここにあり。 限りなき詩魂とともに、日中文化交流に身を賭した男の一生を描く。
宮沢賢治とも親交のあった“幻の詩人”の評伝!
日本と中国の架け橋になった文学者というと、魯迅、井上靖といった「大作家」の名はすぐ出てくるが、黄瀛を挙げる人は、中国でも日本でも少ない。黄瀛は、詩人である。その詩は、完璧な日本語で書かれた。高村光太郎、木下杢太郎、宮沢賢治とも詩友であった。しかし国民党軍の将校となったという経歴から、彼の名は埋もれたままであった。このたび著者は、親しく黄瀛に会い、その珠玉の詩を収録して、この一書を成した。初めての本格的な黄瀛の評伝である。 新島淳良 (中国研究者・元早稲田大学教授)
佐藤竜一(さとう・りゅういち)
1958年、岩手県生まれ。法政大学法学部卒。中国研究者・新島淳良氏に師事し、中国語・中国文学を学び、編集者をしながら執筆活動をつづける。
ISBN4-89022-738-5 C0039 ¥2718E
悠久の時を超えて伝承されてきた現代に生きる伝統美の世界。
京の街に咲く優美・華麗・妖艶な芸妓・舞妓たちの織りなす多彩なドラマや数々のエピソードを"祇園作家"が描く。 平安建都1200年記念出版。日本図書館協会選定図書。
小原源一郎(おばら・げんいちろう)
(筆名・章輔) 1918年、京都府生まれ。京都一中、同志社大学法学部卒業。京都新聞芸能課長時代に、井上八千代、片岡仁左衛門、中村鴈治郎などの芸道一代記を(共著を含む)二『京舞』(淡交社)、『祇園抄』(麹町出版)、『祇園舞妓抄』(吉村書房)『祇園』(日本交通公社)などがある。
板倉有士郎(いたくら・ゆうじろう)
(本名・昌之) 1943年、千葉県生まれ。小学校のころからのカメラ好きが高じて、写真家として活躍。祇園町の人々、芸妓・舞妓の姿、街のようすや風習などを撮りつづけている。写真集『祇をん舞妓の四季』がある。
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ISBN4-89022-710-5 C0022 ¥1500E
ハワイ移民哀歌――国際化・地域化のパイオニアたちの苦闘の歴史
その昔、ハワイのプランテーション農場では、日本人移民の間で、ホレホレ節がさかんに歌われた。ホレホレとはハワイ語で砂糖キビの枯れ葉をむしることで、草分け同胞は炎天下でホレホレしながら、望郷の念にかられ、耕地労働の辛さや日常生活の苦しみなどを歌にうたった。異国に幸せを求めて海を渡った無名の人びとの、炎天下のキビ畑で繰り広げられる血と汗と涙の物語。次代に伝えられるべき日系移民の大きな遺産――はじめての"ホレホレ節考"。太平洋時代に向けて、もっとハワイを知る本!
ジャック・Y・タサカ (田坂養民)
1914年、ホノルル市生まれ。大阪商科大学(現・大阪市立大学)予科に学ぶ。元ジャーナリスト。おもな論文に「日系初代の遺産・ホレホレ節考」(『ハワイ報知』紙に8回連載)がある。